マンション・アパートメント・高層物件の住宅設計
中庭のあるデザイナーズアパート 集合住宅設計。
1Kの10戸の住戸が中庭に面して建っています。
そこでは四季折々の花が咲き、キンモクセイが芳香を放します。
居住空間のよさは 室内と共に外部環境にも求められると思います。
アパートという概念を超えて、20年 30年という年月に耐え、ますます味わいを深めていくような建物をめざしました。
デザイナーズアパートとしてテレビでも紹介 されました。
ワンルームスタイルの開放感のある住まい
築25年のマンションを購入したKさん。老朽化し間取りも使いづらかったため、入居前に全面リフォームすることにしました。
リフォームにあたってKさんが希望したことは、大きく分けて2点。まず、ひとり暮らしなので、広々としたワンルームスタイルの住まいを実現すること。もうひとつは、今後訪れる高齢期を見据えて、生涯生き生きと暮らせる住まいにすることでした。ふたつの和室はつぶしてリビングと一体化。ワイドなスペースが誕生しました。すっきりと住まえるように、壁面収納も充実。また、友人とホームパーティを開くことが多いので、キッチンはダイニングとの対面スタイルにしました。
デザインも広がりを感じられるように配慮しています。天井は、やわらかな変化をつけてアールを施し、両サイドには鏡を設けました。間接照明を備え、ゆったりとくつろげる雰囲気です。さらに快適に暮らし続けるための工夫も各所に。床は段差をなくし、建具は邪魔になりにくい引き戸にしました。浴窒などには手すりを備え、キッチンは万が一車イスを使うようなことがあっても不自由のない十分な広さを確保しています。壁や天井は有害な物質を含まない、からだにもやさしい健康住宅仕様です。
セカンドハウスとして用途に合わせてデザインリフォーム
神奈川県にご自宅を持ち、都内で忙しく仕事をこなしているNさんご夫妻。これまで仕事が長引いた場合には都内のホテルに宿泊というケースも多かったため、セカンドハウスとして仕事先にほど近い場所でマンションを購入。理想の暮らしを実現するため、入居と同時にリフォームをすることになりました。
もともと2LDK+Kだった間取りも、生活の基盤は神奈川に残すため、こちらでは利便性を重視。リビングをゆったりと使いたいという希望から間取りを含めて全面リフォームを計画したのです。「外国人が日本に住んでいるイメージ」を念頭に、ご夫婦で香港旅行の際に見つけたリビングの家具や絵画などのインテリアに合わせて、白い塗壁とモダンな障子を用いるなど落ち着きのあるデザインを検討。週末をのんびりと暮らすご自宅とは違い、機能性を重視した室内は備品にもこだわり、シンプルで飽きのこないデザインに統一されています。また、仕事への緊張感を保つため各部の収納も充実させ、生活感を目立たせない工夫が随所に凝らしております。
煉瓦造りと白壁のナチュラルテイストのアイランド型キッチンのある住まい
銀座でイタリアン料理店を経営しているYさんは、長くイタリアに住んでいたため、マンションも壁には白のスタッコ仕上げ、床はパインの無垢材やレンガなどを使い、とても明るい住まいが出来ました。洗面カウンターを広く使いたいため、洗濯機はキッチンの後の収納BOXに設置しています。
機能を充実させたオープンスタイルのリビングで、家族それぞれが自由に過ごせる新しい住まい
このマンションは、比較的最近販売されたものですが、約50年前に販売されたものと「間取り」はほとんど変わりません。
部屋数をいかに多くするかだけを考えた間取りで、収納も少なく部屋はモノであふれてしまいます。リフォームの依頼があったご家族の家族構成は、ご夫婦と1歳のお子様です。Yさんご夫婦は、部屋数よりも家族が一体となれる、コミュニケーションの取りやすい家族空間を希望されました。設計ではリビング・ダイニングを充実させて多目的で、多機能空間とし、廊下の面積を限りなくゼロに近づけました。 玄関ホールの引き込み戸からリビングの空間になります。 子育てと勉強は常に両親の気配が感じられるダイニングで、コミュニケーションを図りながら行うことを可能にしています。 3LDKから1LDKに減築してとても喜ばれています。子供の成長に合わせ、子供のベットルームをつくるプランを用意しておき、家族の成長に合わせて住いも成長するリフォームにしました。