夫婦の絆を深める「大人の空間」を意識した設計
家族はより幸せになるため家をつくります。しかし家をつくった人の誰もが幸せになっているわけではありません。
住宅建築で有名な建築家、吉村順三氏は著書で 「僕は親子を仲良くする空間も、夫婦を離婚に導く空間も造れるよ」 と言っています。
それは家族の絆が強くなったり、夫婦がより仲が良くなる家は設計によって可能なのです。
私は、夫婦の会話があって、そして親子の会話があるという観点に立っています。夫婦仲が悪くては、親子の会話も家族団らんも成り立たないはずです。
夫婦の会話時間は統計によると年々減ってきています。住まいに、夫婦が心から「安らぎを感じる場」や、しっかり「コミュニケーションができる場」が必要だと考えています。
家族の幸せを意識して作った空間は「家の力」があります。そんな思いを込めた間取りや空間を作っていきます。