家づくりの流れ家づくりの流れ「7つのステップ」

家づくりの流れ「幸せを育む家づくり」7つのステップ


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家づくりの流れ

「幸せを育む家づくり」7つのステップ

経験と実績をもとに書いた著書「子どもをゆがませる間取り」「危ない間取り」「夫婦をゆがませる間取り」はおかげさまでその論理と実践は各方面からたくさんの評価をいただいております。

「幸せを育む家」を造り上げるプロセスについて
ここでは7つのステップに分け、「幸せを育む家づくり」について解説しております。


Step1 どんな家でどんな暮らしと人生を送りたいかを明確にします。

ヒアリング

家族といえど生がいや人生の目的は様々です。しかし、家族とどんな時幸せを感じるかは、ほとんど似かよっています。

多くの主婦が家を造ったら何をしたいですか?という質問に「家族の団らん」をあげています。

このように、家族全員が健康で家族団らんを楽しんでいる時が一番幸せを感じるのではないでしょうか。


ヒアリング誰しもが家造りには大きな期待をだいています。出来上がったら家でどんな毎日を過すか、どんな人生を送りたいと思っているのか、ヒアリングをしながら明確にしていきます。こうして何回かのヒアリングを通じて建築家が幸せを形にするための「家族像」を造り上げていきます。私たちは家造りを始める前のこの作業こそが「家族の絆と幸せを育む家造り」の一番重要なことだと位置づけています。

そんなプロセスをたどりながら明確な「家族像」が見えてくれば「家族の絆と幸せを育む家造り」は成功の第一歩を大きく踏み出したことになります。

一口メモ

住宅ご相談シートのダウンロード

この相談シートを、家族全員書き込むことによって、なんとなくあいまいだったことや、どんな住まいにしたいか、どんな暮らし方をしたいかが、少し見えてきます。夫婦で共通していると思ったことも、意外と食い違っていたり、そんな意見や考え方の違いもこの相談シートに書き込んでいくことによって分ってくるようになります。

書き込まれた相談シートをもとにお会いし、あなたの家族像を読み取り、平面プランを作成していきます。そのことのくり返しによって、世界にひとつだけの住まいが出来ることになります。どうぞご家族で記入し、建築計画の第一歩を踏み出して下さい。全力でご協力いたします。
住宅ご相談シート
※PDFが開きますので、印刷をしてご記入下さい。


ご相談される方によっては雑誌の切り抜きをファイリングしたり、住まいの雑誌をそのままお持ちいただくだけでも十分に建てたいイメージは伝わります。ご家族と住まいの夢を育むためのツールとしてご活用いただければ幸いです。

Step2 求めた「家族像」をもとに最初のプランが提案されます。

「家族の幸せ」を形にする設計作業

ヒアリングによって導き出された「家族像」をもとにいよいよ「家族の幸せ」を形にする設計作業に入っていきます。


「家族の幸せ」を形にするヒアリングと診断、そしてその土地の特性を読み取り「幸せを育む家造り」を形にする設計作業が家造りにおける、つまり「ソフト」の部分といえます。

そして同時に「ハード」の部分である耐久性、気密性、断熱性、自然の素材といった「安心」、「健康」、「環境」を配慮していきます。


現代の家造りの失敗の多くは住まいの「ハード」部分の利便性や快適性を優先して「ソフト」の部分が、後回しにされてきたことが上げられます。

以上のプロセスを経て、いよいよ、平面図の形で設計図が提案されます。

Step3 家族会議を重ね「幸せな家の形」の平面プランが決まります。

平面計画を提出

私の事務所では2案以上平面計画を提案することにしています。

なぜ2案以上なのでしょうか。

2案以上平面計画を提案たとえばリビングが1階の場合と2階の場合では設計コンセプトやポリシーは共通していても、間取りや生活動線は変わってきます。
リビングから見える風景も違ってきますし、明るさの差も出てきますから、当然好みの差も出てきます。
また、家族も求める家造りに対する共通事項は一致していてもどんな形が自分にとってしっくりいくのかは具体的なプランを見ないと分りません。
私たちは最良と思われる表現の仕方を変えた平面計画をもとに、じっくり家族会議や打合せを行ないます。
ここまでに何回ものヒアリングをやっていますので、大きなブレはありませんが、修正を重ねながら「家族の絆と幸せを育む家造り」の平面設計が形として出来上がっていきます。この段階で提出するスケッチや模型でより具体的な「幸せな家の形」が見えてくることとなります。

Step4 具体的な生活像を描く設計作業が始まります。

詳細設計図を提出

パーススケッチ平面プランをもとにより具体的な生活像を求めて詳細な設計図を描いていきます。
事務所の特色は、全ての部屋の完成後のイメージスケッチを描きます。
そのスケッチには使われる材料、家具、照明の位置など全て描きこまれています。
子どもでも分るように分りやすく描かれていますので、スケッチをもとに家族全員で話し合い、検討をしてもらいます。

ショールームへご一緒します。

キッチン、便器、洗面、浴槽といった衛生機器や、タイル、照明器具、内外装材などは各ショールームへ一緒に行って質感や手ざわり、色などを見て決定します。
ショールームへご一緒します。これまでの経験ですと、一度ショールームへ行っただけではお客様もなかなか決定することは無理があります。 目慣らしで一度見て、その後何回か行くことで決定していきます。
日常、長く使うものですから納得いくまで時間をかけて打合せするようにしています。
お客様にとって今までこんなものを使いたい、こんな色にしたいと思っていたことが、この段階ではそんな「あれ」か「これ」かから、「これ」に決める事は迷いもあり、夫婦でも意見が分かれたりすることもしばしば。
住宅の模型それは当然なことだと思いますし、私たちはそんな気持ちをくみとりながら、設計作業を進めていくようにしています。
各部屋の空間は、何枚ものスケッチでイメージをつかんでいただき、外観については模型を作って検討を加えていきます。(作った模型は記念に差し上げます。いい思い出になりますよ。)
こんなプロセスをふみながら設計図は完成します。

設計図が完了するまでの作業は、お客様と私たちの作業でしたが、ここからは家を建ててくれる建築会社が加わっての共同作業が始まります。

Step5 設計図をもとに建築会社から工事金額が出されます

工事金額のお見積り

お客様と私たちで作り上げた設計図をもとに、工事金額を出してもらいます。
一般的には、多くの希望やこだわりを盛り込んでいるため、工事金額は予算よりオーバーするケースが多いようですが、あらかじめ仕様別に二種類の見積を作ってもらいますので、より妥当な工事金額の調整を行なうことができます。予算に近づける作業は、大変大事なポイントと認識しております。
心ない建築家は金額を下げるのは建物を縮小するのが一番ですから建物の面積を小さくしたり、せっかくショールームで決めた設備機器を変更したりしてしまいます。

予算調整の基本的な考え方

建築工事は25種以上の職種が工事に携わります。工夫と知恵を絞れば、目に見えない構造、材料や架構など減額の要素はたくさんあります。
今しかやれないところは、お金をかけ、後でもいいところはお金はかけないといった今しかやれないところは、お金をかけ、後でもいいところはお金はかけないといった目リ張りをつけながら調整をしていきます。
たとえば、200万円減額の必要が出てきた場合、事務所としてお客様が選択検討しやすいように、調整項目として30項目以上を提案します。話し合いながら納得できる形で予算に近づけていきます。
予算をオーバーしても、お客様と「家族の絆と幸せを育む家造り」をコンセプトに練り上げた平面計画を縮小することはありません。
また事務所のポリシーでもある3つの「い」である「居心地」、「癒し」、「居場所」を損なってしまう調整はしないように心がけています。

建築会社の選び方

見積をする業者は、工事の内容によって特名(最初から1社に決める)こともありますが、1~3社ぐらいがベースになります。
同じ設計図を見て見積をしても金額の差が大きく開くこともあります。また、同じ設計図を見て工事をしても職人さんの腕や建築会社の特色によって大きく変わります。
そんなところを見極めながらいい仕事をしてくれる建築会社を決めていきます。

建築会社の信頼・アフターフォロー

選ばれた建築会社は匠の技をもった住まいづくりのプロフェッショナルな会社です。
工事完了後のアフターフォローについても(3ヶ月、半年、1年)の点検をし、工事補償制度はもとより、「日本住宅保証検査機構JIO」「ジャパンホームシールド」などきめ細かい保証サービス体制を整えております。
お客様に安心できるアフターフォロー体制をとっていますのでご安心ください。


工Step6 事契約 ・ 地鎮祭 ・ 着工

契約・地鎮祭・着工

地鎮祭の様子1社に絞込み予算調整が出来ましたら、建築会社との契約です。
そしてめでたく契約が終われば、無事工事が完了することを祈念して地鎮祭が行なわれ、いよいよ着工になります。地鎮祭は床鎮めの儀式ともいい、大安、友引といった日のいい日を選びます。神主さんへのお礼は地域にもよりますが、¥30,000~40,000。時間は30分ほどで終わります。
地鎮祭2地鎮祭から始まる工事は「家の誕生、思い出の記録」として写真で記録していきます。
是非、子どもさんも地鎮祭から出席して、工事が始まってからも工事の進行状況含め、是非一緒に来てそのプロセスを見せて上げて欲しいと思います。
家造りのプロセスを見ることはいまの学校教育では学ぶことができない夢を育み、創造性を育てる貴重な体験となるはずです。

Step7「設計監理」ってなに?自分たちは何するの?

工事中の変更と追加

工事が着工し、設計図通り工事が進んでいるかをチェックしていくのが「設計監理」です。
工事中 設計通り工事が進んでいるかチェクしていくお客様にとって、この設計監理がどのように進んでいくのか、その間、どんなことをしたらいいのか、いまいち分りにくいのがこの設計監理でもあります。
この設計監理は、建築会社と技術的なプロどうしの打合せも多いのですが、どうしてもお客様に来ていただいて確認や工事の状況を見てもらわなければならないことも多くあります。
建築家にとっても、工事の職人さんにとっても、出来るかぎり多く何回でも工事現場に足を運んで欲しいと思っています。
職人さんにとっても自分たちの仕事を見てもらうことは嬉しいことですし、自然に力も入ります。
また、少しずつ自分の家が形となって出来ていくことを見ることは、幸せなひとときを実感できる時でもあります。
 私の事務所では、大変ではあっても空間が出来て、お客様が空間を実感できる段階で素材やサンプルを現場に持ち込み、一緒に考えます。  私の事務所では、大変ではあっても空間が出来て、お客様が空間を実感できる段階で素材やサンプルを現場に持ち込み、一緒に考えます。 しかしながら、設計が完了するまではうまくいっていたのに、工事が始まってから思い違いや、納得がいかないところが出てきたりするのも、この「設計監理」の段階なのです。
それはお客様と設計事務所との監理についての認識がズレていたことから起こることが多いのですが。
設計図通り工事が行なわれているかどうかチェックするのは、どんな設計事務所でも同じですが、その内容は実にバラバラというか様々なのです。
この「設計監理」において、私たちは一般の設計事務所にはない特色をもっています。
私たちの「設計監理」の特色と違いを見ていただきたいと思います。

工事中の設計

変更急な変更でもすばやく対応
他社の場合一度設計段階で決めてしまうと、工事中の変更は難しくなります。理由は変更の内容にもよりますが設計料の追加金額や工期の遅れにもつながり、また確認申請の変更になってしまう。

当社の場合設計変更が出てきた場合には、お客様と一緒に前向に対応します。工事中の設計変更は、お客様が変更をしたい理由があるからで一緒に考え、設計変更の労力はおしみません。また、一度決めた設計料は基本的には変わりません。ただし大幅な変更や追加工事により設計監理の作業量が増えた場合は、話し合いのうえ別途料金をいただきます。

工事中の追加・変更

大幅な変更がないかぎり、予算内で対応

他社の場合工事中の追加・変更は、全て追加費用が発生します。少しの変更でも追加・変更には全て経費が加算されますので、かなり割高なものになってしまいます。

当社の場合設計図面という平面的な図面で納得していても、目に見える形で家が出来上がっていくと、今まで見えてこなかった所が見えてきますので、変更はむしろ自然だと思っています。見積金額内で、変更に対応出来るよう、配慮と工夫をしています。

お客様による支給品

利用ネットで直接の支給品、現在使っているものでも可能
他社の場合支給品は管理の問題や収益の問題が出てくるので、支給品利用を嫌がるところが多い。

当社の場合お客様が「インターネットで求めた機器」「現在使っている機器」を利用も可能です。

お客様が工事に参加するDIY

思い出を刻みコストが若干下るDIYは大歓迎

お客様が工事に参加するDIY他社の場合DIYは工事が遅れる。
職人が嫌がる。
仕上がりの責任がもてない。
めんどうくさい。
などの理由で嫌がるところが多い。

当社の場合DIYは工事費が下るばかりではありません。家族が一緒に、珪藻土塗りやペンキ塗りを一部屋でも力を合わせて行なうことはいい思い出になり、家への愛着も深くなるでしょう。特に子どもにとってはいつまでも心に残り、大切な記憶になります。
今までの事例 ・リビングの壁 珪藻土コテ塗り、・子供室 壁・天井 塗装およびマジックコートコテ塗り、・外壁の一部 タイル貼り、などです。

工事中のダブルチェック

※この部分が他と大きな違い

工事中のダブルチェックとは?

工事中のダブルチェック「ダブルチェック」とは設計段階で決めた工事契約をした項目、窓の開口部、内装材(床・壁・天井)、照明器具などを工事中に一度白紙にもどして、お客様と見直し再検討することです。工事中、設計事務所にしても、建築会社にしても一番気をつかうのは工期の遅れです。工期が遅れれば違約金の対象になりますし、遅れた分だけ会社の経費もかかってきます。
従って他社の場合工期が遅れる要素、設計変更は嫌がりますし、「ダブルチェック」にしてもほとんど行なわれていません。
それは「ダブルチェック」をして見直したら必ずといっていいほど変更が出てくるからです。

当社の場合設計段階で家族が一生懸命考えて決めても工事が着工し、家が立体的な形になってくる段階では、初めての家造りですし、その間の時間の流れもありますから、変更があるのも当然だと私は思います。平面的な設計図や、いくら模型やCGを使って検討しても、出来上がりつつある三次元の空間を実体験することは天と地ほどの違いがあります。
その当然なことをやらないのは、お客様の側に立っていないことを意味します。工期が遅れるとか追加金額が出ることを理由に変更を極力出さないようにしているのが一般的な現状なのです。
工事の進行中に、軌道修正ができるというだけで、お客様は気が楽になるのではないでしょうか。

■ 開口部(窓の高さ、巾、位置、開き勝手)のダブルチェック

他社の場合
・一般的には工事着工と同時にメーカーに発注します。
当社の場合
・メーカーへの発注は、上棟(棟上)が終わった直後
お客様と一緒に全ての窓をチェックした後に発注します。
他社の場合
・発注後の変更は室内の木枠を含め全て追加変更金額が発生します。
当社の場合
・追加変更金額はなるべくで出ないようお客様の優先順位に配慮しています。
・窓から見える風景や近隣の家の窓との兼ね合い等チェック。
・たとえば実際に始めて二階に上ってみると、イメージ も違ってきます。新しく窓が欲しくなったりする場合もあり、そんな場でも打合せしながら対応していきます。
・変更に際しては建築会社との協力体制をとって工期の調整をしっかりと行います。

■ 内装材(床、壁、天井の仕上)とカラースキムのダブルチェック

他社の場合
・床、壁、天井の仕上げが変ると面積が大きいだけに金額、工期、職人の手配など全てに影響が出てくるので変更はまず出来ません。
変更の場合は経費を含め大きな追加金額が発生します。
当社の場合
・内装工事が始まる直前まで変更可能で追加変更 費用は発生しません。
他社の場合
・様々なクロスの品番、タイルの色等作業の効率性を優先するため、全て着工前に小さなサンプル帳から決めてしまいます。
当社の場合
・現在の家づくりにおける内装材(床、壁、天井)は ほとんど下地材は統一されています。
床の材料がフローリング貼り、コルク、ジュータンであっても下地材は耐水ベニア、合板(厚さ12/㎜) です。
壁、天井も仕上げがビニールクロス、板貼り、珪藻土系であっても下地はプラスターボード(壁12/㎜天井9/㎜)なのです。
従って下地が同じである以上、工事中仕上げが変わっても労力さえ惜しまなければいくらでも対応はできるものです。
・この工事段階でも予算調達はできます。


どんな疑問も気兼ねなくご相談ください。解決しながら前に進みましょう。



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