詳細設計図を提出
平面プランをもとにより具体的な生活像を求めて詳細な設計図を描いていきます。
事務所の特色は、全ての部屋の完成後のイメージスケッチを描きます。
そのスケッチには使われる材料、家具、照明の位置など全て描きこまれています。
子どもでも分るように分りやすく描かれていますので、スケッチをもとに家族全員で話し合い、検討をしてもらいます。
ショールームへご一緒します。
キッチン、便器、洗面、浴槽といった衛生機器や、タイル、照明器具、内外装材などは各ショールームへ一緒に行って質感や手ざわり、色などを見て決定します。
これまでの経験ですと、一度ショールームへ行っただけではお客様もなかなか決定することは無理があります。 目慣らしで一度見て、その後何回か行くことで決定していきます。
日常、長く使うものですから納得いくまで時間をかけて打合せするようにしています。
お客様にとって今までこんなものを使いたい、こんな色にしたいと思っていたことが、この段階ではそんな「あれ」か「これ」かから、「これ」に決める事は迷いもあり、夫婦でも意見が分かれたりすることもしばしば。
それは当然なことだと思いますし、私たちはそんな気持ちをくみとりながら、設計作業を進めていくようにしています。
各部屋の空間は、何枚ものスケッチでイメージをつかんでいただき、外観については模型を作って検討を加えていきます。(作った模型は記念に差し上げます。いい思い出になりますよ。)
こんなプロセスをふみながら設計図は完成します。
設計図が完了するまでの作業は、お客様と私たちの作業でしたが、ここからは家を建ててくれる建築会社が加わっての共同作業が始まります。