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小さくても豊かな狭小住宅 第5回目

広く見せる3つの法則 今回は「広がり」の2 

『天井の高さ』

図面では分からない空間の心地よさを左右するサイズの感覚は「透明性」 「広がり」 「抜ける」
この3つを同時に設計していく感覚には、プロポーション。つまりサイズ、タテとヨコの比例といった設計感覚が求められます。


図面では分からない空間の心地よさを左右するサイズの感覚は、同じ設計者といっても経験を積んだ設計者との差がでるところでもあります。

天井の高さについては一般的に、高い方を求める傾向が強いのですが、私はあまり賛成できません。

部屋の天井は部屋の大きさや開口部との関係で決めるべき事だと思っています。

4畳半の天井が2,300以上なら居心地が悪くなります。和室ならなおの事です。

バランスとプロポーションの問題でもあります。

設計のポイントは床面積と天井の高さの比のとらえ方がひとつのポイントになってきます。

img0425.pngむやみに天井を高くするのではなく、低い天井や高い天井があってはじめて空間のメリハリや広がりがでてくるのです。

私は天井の高さは2,200か狭い空間なら2,100また勾配天井なら低い方は1,900から勾配をとっていくことはよくあります。2,200の空間でも天井一杯の建具を使う事によって先の空間とつながっている一体感を持たせたり、間接照明を使って天井をスッキリするようにします。

その方がずっと広がりのある落ち着いた空間になってきます。

天井を高くする余裕があるならその分、ロフト空間を快適にし、空間に豊かさを求めた方が楽しいでしょう。

このサイズやプロポーションの感覚は始めての家作りでは無理だと思いますが、設計者と共に考えていく、ひとつのポイントだと思います。



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